つみたてNISAってどんな制度?出口戦略までご紹介!

 投資はりお

どうも!はりおです!
( @harinezumi_huhu )

 今回は投資初心者の方の登竜門「つみたてNISA」について、出口戦略も含めてご紹介していきたいと思います。

はりみ

つみたてNISAってよく聞くけど
投資ってあぶないんでしょ?

 そんなお悩みさんも、この記事を読むと、

1. つみたてNISAへの疑問が解消できる。
2. つみたてNISAを始めたくなる。
3. 非課税期間後の出口戦略が分かる。

 ※この記事は投資方法をおすすめするものではありません。自己責任でお願いします。

目次

つみたてNISAとは

 まず最初に「つみたてNISA」を簡単に説明すると、投資信託をつみたて購入して得た利益が20年間非課税になる制度のことです。ちなみに、株の譲渡や配当に係る税金は20.315%です。この税金が非課税となるとかなりお得ですよね!

 基本的な考え方はこれで問題ないですが、利用条件や非課税期間、投資対象など知っておくべき内容が盛りだくさんです。まずは「つみたてNISA」の概要ですが、下記の表をご覧ください。

 これだけではちょーっと分りづらいですよね。これから表の①~⑥について順に説明していきたいと思います!

①利用できる人

 利用できる人は、日本に住んでいる20歳以上の方です。20歳以下( 0~19歳 )の方はジュニアNISAが利用できます。

 また、口座開設後に海外転勤した場合は、「(非課税口座)継続適用届出書」を口座開設している金融機関に提出することで、帰国後に引き続き適用を受けることができます。

②口座開設可能数

 口座開設可能数は1人1口座です。たとえば、「楽天証券でつみたてNISA口座を開設したら、SBI証券では開設できません。」という意味です。また、「つみたてNISA」と「一般NISA」(※後述あり)もどちらか1つです。

③投資対象

 投資対象は投資信託や東証上場のETFです。ETFも対象だったとは、はりおも初めて知りました!ちなみに、投資信託とは株の詰め合わせパックを専門家が運用してくれる金融商品のことです。

 例えば、有名な投資信託に「eMAXIS Slim全世界株式」があります。この投資信託、通称オルカンは世界中の株2941銘柄に一括投資してくれるものになります。(2021年7月30日現在) なので、1つの企業の株に投資するより、かなりリスクが分散されます!

 ETFは投資信託のような金融商品がリアルタイムで購入できるとだけ覚えておけばOKです。

 また、はりおが実際にどんな投資信託に投資しているかは下記の記事を確認してみてね!

 投資はりお

投資信託とETFについては、
また後日記事にまとめるね!

④非課税投資枠と⑤非課税期間

 非課税投資枠非課税期間は少しややこしい内容になっていますので、丁寧に説明していきますね。

 まずは非課税投資枠の毎年40万円についてですが、こんな感じです。下記の図は2018年につみたて開始した場合です。

  よくツイッターで「毎月3万3333円つみたてしています!」というのはこのことです。40万を12か月(1年間)で割った値ですね。図の12月のつみたて金額が3万3333円+4円なのは40万円ぴったりにするためです。

 そして、この2018年に毎月つみたててできた40万円を分配金再投資しながら、非課税期間である20年間運用します。なので、つみたてNISAはドルコスト平均法と複利のパワーを最大限享受することができ、尚且つ非課税という優れた制度です。

出典:楽天証券

 また、非課税期間20年間を過ぎると、「非課税投資枠40万円+運用益・分配金」は自動的に課税口座に移ります。

⑥投資可能期間

  令和2年度の改正により、投資可能期間は2042年までとなりました。今年は2021年なので2042年まで22回分の非課税投資枠40万円分がもらえるということです。なので、来年から始めると投資可能期間が1年分減るので21回分しかもらえないことになります。

出典:楽天証券

 

 上記表の赤枠、「ある地点において非課税枠で~」というのは2042年地点では2022年の非課税枠は20年の非課税期間を終えるので、必然的に2023年から2042年の「40万円×20年=800万円」までしか運用できませんという意味です。

はりみ

なるほど。つみたてNISAは
時間を味方につけ投資し、
投資商品もリスクが少ないのね

 投資はりお

そういうこと!
だから、投資を始めたばかりの
方でも安心できるんだ!

つみたてNISAどうやって始めるの?

 基本的に「つみたてNISA」はどの証券会社でも利用できます。その中でも有名なものにMUFGやSMBCなどの対面窓口楽天証券やSBI証券などのネット窓口が存在します。

 ちなみに、はりおはネット窓口の楽天証券を利用しています。その理由は2つあります。

①豊富な種類の商品から選べる
②つみたて金額の1%ポイントがもらえる

 まず、①についてですが、対面窓口で取り扱っている商品の数はネット窓口で取り扱っている商品より少ないです。なので、自分の志向に合った商品が見つからない場合があります。また、商品によっては手数料が高いものも混ざっているので、比較対象がない分、商品の取り扱いが少ないほうがやや不利になります。その一方、楽天証券は商品ラインナップが豊富です。

 続いて②についてですが、楽天証券ではクレジットカード支払いで投信積立をすると、支払額の1%ポイントがもらえます。毎月333円もらえるのはすごいお得です!

はりみ

ネット証券がおすすめなのね!
それは分かったけど、実際に
始めるとなると結構大変なの?

 投資はりお

そんなことないよ!
つみたてNISAを始める手順を
ざっくりまとめるね!

 楽天証券で「つみたてNISA」を始める場合

①楽天カードを発行する
②楽天銀行を開設する
③楽天証券を開設する
④つみたてNISA口座申し込み

 たったこれだけです。最速だと2週間もかからないくらいで開始できます。

はりみ

手順だけ分かっていれば、
あとは申し込むだけね!

つみたてNISAの出口戦略について

 つみたてNISAの出口としては、2021年につみたてた40万円は2041年に非課税期間が終了し、続いて2022年につみたてたものは2042年に、というように1年おきに順々と非課税期間が終了します。

 これを念頭において、主な出口戦略を3つご紹介します。

①非課税期間終了前に随時売却
②非課税期間終了後もそのまま運用
③必要な分は売却、残りは運用

 これらの出口戦略はどれも正解だとはりおは考えています。しかしながら、特に気になるのは②③だと思います。

 少し補足説明をすると、つみたてNISAの非課税期間終了時点の基準価格(下記表の120万円)がそのまま課税口座に移ります。 なので、つみたてNISAの非課税期間で得た利益は守られることが分かりますね!

 しかしながら、今お話しした内容は株価が右肩上がりな場合です。ここで問題なのはイレギュラーです。そのイレギュラーとは!

○○ショックなどの株価暴落時

 これが1番のネックです。非課税期間終了間際に暴落が起きた場合、どうするか決めておいたほうがいいかもしれませんね。つみたてNISAは一年おきに順々に非課税期間が終了するので、結局損するのは数ある内の1年だけと割り切るのも大切です。あとは、暴落時は引き出さずそのまま運用し続けるか。。。

 ちなみに、はりおはライフイベントに必要な分は売却し、残りはそのまま特定口座で運用し続けます。あとはタイミングを見ながら4%ルールで売却する予定です。暴落が来てもスタンスは変えません。

 皆さんはどのように考えていますか? 20年先だからまだ大丈夫だよ。と言わずに今一度自分の投資をしている理由と交え、考えてみるのも面白いかもしれませんね。

さいごに

 皆さんいかがだったでしょうか?つみたてNISAをこれから始める人や出口戦略どうしよう!と思っている人たちにとって少しでも役に立つ内容であったら幸いです。

 皆さんの出口戦略は はりお も気になるので、コメント欄やツイッターのリプで教えてくださいね!それでは次の記事でお会いしましょう。またね!

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